お役立ち「食」情報
はじめに
シンガポールの食についてまず言えることは、日本で手に入るものはシンガポールでほぼ全て手に入ります。食に限らず世界各国から良いと思えるものを貪欲に取り入れ発展してきたシンガポールらしく、幅広い食事、食品がそろっています。
シンガポールの水道水はWHOが定める飲料水基準を満たしており、そのまま飲むことができますが、フッ素が含まれています。これは虫歯予防のためで、気になる方は浄水器の設置を検討しても良いかもしれません。
食事の値段としては概して、フードコートなどで提供されるローカルフードは安価、お酒や日本食、外資系レストランチェーンの食事は日本と比べても高めの価格設定となっています。
以下、①外食、②自炊、③その他お店紹介をご覧ください。
外食
シンガポールの夫婦は基本的に共働きであるためか、外食が家族の食卓としての機能も果たし充実している印象を受けます。主な外食場所は以下の通りです。
学食
コーフー (Koufu)というフードコートがキャンパスに直結して設置されています。一般人も利用できますが、SMUの学生は学生価格で利用できます。マレー料理、韓国料理、台湾料理、シンガポール料理など様々な国の食事があります。4ドル~6ドルで十分お腹を満たすことができます。私は約4ドルで卵や野菜等の食材を6、7つほど自分で選んでラーメンにしてくれるYONG TAU FOOというお店を愛好していました。ちなみに日本料理という名のお店も軒を構えてますが、ローカライズされており、少し脂っこいのが特徴です。
ホーカーセンター
至る所に点在しています。学校周辺ではこちらが近いです。チキンライスのお店には旅行雑誌るるぶに掲載された時の切り抜きが掲げられており、チキンライスが約5ドルです。(https://goo.gl/maps/mBvrzdPVgsw)
ショッピングモールのフードコート
各駅にあるショッピングモールには必ずフードコートがあり、10数店の料理が食べられます。ショッピングモール内にあるだけあってホーカーセンターよりも少しお値段が上がる分、きれいです。学食はホーカーセンターというよりはこちらのフードコートに近いです。
ファーストフード
マクドナルド、モスバーガー、SUBWAY(それぞれシティホール(City Hall)駅にあり)、など各地にあります。日本とあまり変わりません。
コーヒーショップ
スターバックスが至る所にあります。お値段は日本よりもやや高め。また、ビジネススクール1階にはタピオカミルクティーで有名なGong Chaがあります。
日本食レストラン
大戸屋(サマセット(Somerset)駅にあり。親子丼約17ドル、焼き魚定食約20ドルから25ドルほど)、やよい軒、ワタミ、吉野家(牛丼レギュラーサイズ6.5ドル)など数多くあります。この他、ラーメンブームがすさまじく、さきがけとなったといわれる「味仙ラーメン」(AJISEN)をはじめとして、一風堂や、けいすけラーメン等、ラーメン店が各地にあります。また回転寿司チェーンのスシローも各地のショッピングモールに出店しています。
その他レストラン
下記URLのChope(シングリッシュで「席を取る」という意味)というレストラン予約サイトが有名で容易に予約できますのでご参考まで掲載させていただきます。日本の「食べログ」みたいなものです。(https://www.chope.co/singapore-restaurants)
自炊
外食が充実しているのでそこまで自炊をする必要もありませんが、ローカルフードが口に合わない、どうしても日本の家庭料理が食べたい、あるいは極限まで食費を削りたい、という方は自炊することになります。当サイトの「住」の部分でも少し触れていますが、食材の主な購入場所としては以下、現地スーパー、日系スーパー、ネット通販がありますのでそれぞれご覧ください。
現地スーパー
フェアプライスとコールドストレージが地域に根差しているトップシェアのスーパーです。
日系スーパー
さらに日本が恋しい方には日系スーパー、百貨店に行くことをお勧めします。SMU近くのドビーゴート駅からMRTで2分ほどのサマセット (Somerset) 駅にあるドンキホーテや、その隣オーチャード (Orchard) 駅にある伊勢丹がおすすめです。また、キャンパスから地下で直結しているブラスバサー駅からMRTで2駅のプロムナード駅にある (Millenia Walk)というショッピングモールには、明治屋もあります。
このほか、プラザシンガプーラ (Plaza Singapura) には「いろはマート」があり、値段はやや高めですが、日本の飲料、お菓子、調味料、インスタントラーメン等が販売されています。
ネット通販 (Red Mart, Amazon Fresh)
この他ネット通販サイトのRed MartやAmazonが運営するAmazon Freshを利用するのもおすすめです。
その他お店紹介
セブンイレブン
駅構内や、街中でよく見かけます。キャンパス直結のブラスバサー駅にも店舗があります。日本のようなお弁当やお惣菜がないのが残念ですが、それでもコンビニなのでちょっとした日用品や食品が容易に手に入ります。なお、駅にあるセブンイレブンはかなり小さいので品揃えは限られます。
Cheers
ローカルコンビニ。SMUビジネススクールの道を挟んで向かい側にもあり、授業の合間の休み時間にコーヒーやお菓子をクラスメイトと買いに行ったりします。
ローカルデパート
オーチャード・スコッツ交差点にあるTANG‘S(タングス) が高級老舗デパートとして有名です。
ムスタファセンター
リトルインディアにある24時間オープンのインド系巨大ショッピングモールで、安価で多様な食品が購入可能であることで有名です。
ウェットマーケット(朝市)
チョンバルマーケット (Tiong Bahru Market、最寄駅:Tiong Bahru)、テッカセンター (Tekka Centre、最寄駅:Little India)、ギンモーマーケット(Ghim Moh Market、最寄駅:Buona Vista) といった朝市があり、肉、魚、野菜や果物を安く購入できます。
マレーシアのイオン
マレーシアのジョホールバルにあるイオンが安いのでシンガポールから買い出しに行く日本人もいます。
以上、シンガポールの食について紹介させていただきました。文字での情報は限られてしまうので、何よりも一度現地に来て実際にご自身で試されることを強くお勧めします。